遺品整理

遺品整理で着物を買い叩かれないための注意点とおすすめ高価買取店

遺品整理で着物を買い叩かれないための注意点とおすすめ高価買取店

遺品整理で着物を買い叩かれてしまう一番の原因は、始めから買取価格をあきらめてしまうことです。確かに、何万円もする着物が数百円~数千円で買取されることは珍しくないようです。しかし、適切な査定を受けることと、買い叩かれてしまうことは全く違います。

そこで、私が亡くなった母の遺品整理で実際に着物を売った体験や、その時に調べた知識などを基に、着物を買い叩かれないための注意点と買取店についてご紹介します。

今が売り時!注目される着物ブーム

今、着物市場はインターネット通販やリサイクル販売が好調です。2017年の呉服小売市場規模は前年比97.3%の2710億円(呉服市場に関する調査を実施(2018年)/矢野経済研究所)。少子化や婚姻件数が減少している影響で着物の販売が減っている中、安くて気軽に購入できるネット通販、リサイクル販売は好調なようです。

さらに、素材や柄にこだわった高級着物を求める消費者層が増加傾向にあります。気軽に着られるファッション的な嗜好から自分だけの特別な逸品を求める嗜好まで、消費者の好みが多様化しています。

そのため、着物買取の業界では若者に似合う明るい柄から、年齢を問わずに着られる落ち着いた色合いの柄まで様々な着物を求めています。どんな着物でも買取してもらえる良い状況なので、着物の売り時と言えるでしょう。

注意!着物が買い叩かれて損をしてしまうパターン

注意!着物が買い叩かれて損をしてしまうパターン

着物が買い叩かれてしまうパターンの大半は、着物の価値を知らないために起こってしまいます。実際、私が亡くなった母の着物を売ろうと思ったときに、着物について何も知識がないことに不安を感じました。

そこで着物初心者である私でも理解できた、着物の価値を調べるためのポイントをご紹介します。

「証紙」の意味を知らない

高級な着物を購入すると、必ず「証紙」が付いています。証紙とは、着物の品質や産地、伝統工芸品であることを証明するもので、各織元や伝統工芸品の組合などから発行されています。

証紙には、ロゴの様なマークのシールがいろいろ貼られています。例えば、「加賀友禅」には、加賀友禅を証明するマークが貼られています。絹100%である場合も、証紙で証明できます。私はこの証紙を頼りに、亡くなった母が残した着物はどのような着物かを知り、ネットで調べました。

また、買取してもらうときにも証紙の有り無しが影響するので、大切に保管しましょう。

高値で売れる高級な着物がわからない

着物は、染め方や折り方、産地などによって商標が変わります。「加賀友禅」「大島紬」など有名な商標ならば分かりやすいのですが、あまり聞いたことがない商標の着物もあります。しかし、有名でないからといって価値がない訳ではありません。思い込みで判断しないようにしましょう。

高級で高値になる代表的な着物の種類

高値が期待できる代表的な着物は、「友禅」「紬」「上布(じょうふ)」と言われる着物です。その中でも、ブランドとなっている地域で作られている着物や人間国宝、人気作家が作った着物は、さらに高値となります。

●友禅
友禅とは、絹布などに花鳥・草木・山水などの模様を染めた、色彩豊かな着物のことを言います。有名な友禅は、「京友禅」「加賀友禅」「東京友禅」があります。

●紬
紬とは、繭や真綿を紡いで作った紬糸で織った着物のことを言います。代表的な紬は、「大島紬」「結城紬」「牛首(うしくび)紬」「群上(ぐじょう)紬」「塩沢紬」「ざざんざ織」などがあります。

●上布(じょうふ)
上布とは、麻布(あさぬの)で作られた着物で、しま、かすりなどが挙げられます。代表的な上布は、「宮古上布」「越後上布」「八重山上布」「近江上布」などがあります。

●そのほか
友禅、紬、上布のほかにも、「西陣織」「辻が花」「首里織」「小千谷縮」「芭蕉布」といった着物があり、全国各地域に代表的な着物があります。

人間国宝・有名作家

有名な作家が手掛けた着物は、高値になる可能性が高くなります。特に、人間国宝になった作家の作品には高い価値があります。有名作家が手掛けた着物には、下前衽(したまえおくみ)や下前の衿先(えりさき)などに作家名を示す落款があります。この落款を見てどの作家が手掛けたのかを確認しましょう。

高値になる着物のポイントがわからない

着物が高値になるポイントは他にもあります。仕立てが良いことや有名ブランドの商品、使い勝手の良さなどが人気で高値になっているので、ポイントをご紹介します。

正絹(しょうけん)

正絹とは、絹100%でできた着物、反物のことを言います。証紙に「絹100%」「純絹織物」などと書かれています。着物を高値で買取してもらうためにとても重要なポイントです。

着物の格式

着物には、「格式(格)」というものがあり、着ていく場所や催しに合わせて着物はもちろん、帯や小物を選ばなくてはなりません。一概には言えないのですが、やはり格が高い着物は仕立ての良いものが多いので、買取価格にも影響します。

格が高い着物から順に並べると次のようになります。

【着物の格式順】

  • 礼装着…打掛・黒留袖・本振袖など
  • 略礼装着…色留袖・訪問着・振袖・色無地など
  • 外出着…付け下げ・付け下げ顧問・小紋(友禅)・無地の紬・紬の訪問着・絞りなど
  • 街着、普段着…紬・絣(かすり)・黄八丈・ウール・浴衣など

着物の買取では、略礼装着で着る「訪問着」の人気が高く、逆に礼装着になる「喪服」は買取されない場合があります。私が買取してもらうとき鑑定人から、比較的さまざまな用途で使える訪問着が人気なのに対して、喪服は用途が少ないことや縁起を気にする方が多いため、買取しにくい着物だと言われました。

ただし、喪服でも買取してくれる買取店はあるので、査定をする前に確かめておくと良いでしょう。

有名デザイナー・有名ブランド

老舗呉服商の「大彦」や刺繍専門の「尾峨佐染繍」、有名デザイナーの「桂由美」など、著名なデザイナーや老舗のメーカー、ブランドが手掛けた着物も高値になります。証紙や落款などを確認しましょう。

セット

着物の柄に合わせた帯や帯締めなどの小物も一緒に買取してもらうと、高値になる確率が上がります。着物に合わせた小物が揃っていると、着物初心者の方にも売りやすくなるため、買取価格を上げやすいと鑑定人の方から言われました。

たとう紙

「たとう紙」とは、着物を包む和紙のことです。関西地域では「文庫紙」とも呼ばれていて、通気性が良く除湿効果が高いので、着物を保管するのに重宝されています。また、たとう紙に有名呉服商などの刻印が付いている場合があるので、着物の価値を証明するときに役立ちます。

買取価格が下がってしまう原因を知らない

着物の買取価格が下がってしまう原因は、大きく3つの理由があります。特に、保存状態が悪い着物はどうしても買取価格が下がってしまいます。

シミや汚れとほつれ

シミや汚れ、ほつれは買取価格を下げる大きな原因です。シミや汚れを消すために、クリーニングしようと思う方がいるかもしれませんが、着物のクリーニングに慣れていない店に依頼してしまうと、かえって状態が悪くなる可能性があります。

着物のクリーニングには「京洗い」という、着物専用のドライクリーニングの方法があります。しかし、京洗いの代金は、着物一点につき5000円以上することが珍しくありません。

買取価格よりも、京洗いのクリーニング代のほうが高い場合があるので注意しましょう。

小さめのサイズ

極端にサイズが小さい着物は、買取価格が下がる理由になってしまいます。使い勝手のよい着物のサイズは、150~160センチ程度のようです。最近では、海外の方にも着物が人気なので、大きなサイズの着物でも買取してもらえる可能性が増えました。しかし、サイズが小さい着物は需要が増えていないため、買取に影響するようです。

切られた振袖

振袖を普段着として使えるように、袖部分を切ってしまった着物は買取価格を下げる可能性があります。袖部分を切ってしまうと、柄が不自然になってしまう場合が多いので、高い値段で売れなくなるケースがあります。

高値で買い取ってくれる業者の選び方

高値で買い取ってくれる業者の選び方

着物を売る方法は、リサイクルショップ、ネットオークション、買取店の3つが挙げられます。このうち、どの方法が高値になるのかを比較しました。さらに、高値で買取をしてくれるお店の特徴をご紹介します。

比較!リサイクルショップ・ネットオークション・買取店のどれがいい?

私は、着物を売るときに買取店を選びました。その理由は、次に挙げるリサイクルショップ、ネットオークション、買取店で着物を売る場合のメリット・デメリットを考えて判断しました。

リサイクルショップ

【メリット】

  • 自宅から着物を持って手軽に査定してもらえる

【デメリット】

  • 着物を扱っているお店が少ない
  • 着物の知識がある鑑定人がいるかどうかわからない

●まとめ
リサイクルショップは全国各地にありますが、私の近くのリサイクルショップでは着物は取り扱っていませんでした。また、着物を買取してくれる店があっても、着物専門の鑑定人がいるかどうか不安だったので選びませんでした。

ネットオークション

【メリット】

  • 自分で売値を決められる
  • 買取店では査定してもらえない着物でも売れる可能性がある
  • 場合によっては、買取店よりも高値になる可能性がある

【デメリット】

  • 売れるかどうかがはっきりしない
  • 相手からクレームがきたり、トラブルになったりする可能性がある
  • 相手への対応や着物の梱包・発送の作業が必要

●まとめ
本当に自分が納得のいく高値で売るためには、ネットオークションが最適かもしれません。しかし、実際に売れるかどうかわからないことや売った後にクレームがきた場合の対応などを自分で行わなけらばならないので、買取方法として選びませんでした。

買取店

【メリット】

  • 知識が豊富な鑑定人がいる
  • 買取価格の理由を聞いて判断できる
  • 着物以外の品物もまとめて査定できる

【デメリット】

  • 買取してくれる着物、してくれない着物がはっきりとしている

●まとめ
知識のある鑑定人がいることで、適切な査定をしてもらえると考えて買取店を選びました。実際に買取をしてもらうとき、買取価格の理由をしっかりと説明してくれました。また、着物以外でも売りたい品物があったので、まとめて査定してもらえました。
強いて不満を挙げるとすれば、買取店によって買取できる着物とできない着物があることぐらいです。

ラーニングコストが少ない買取店が狙い目

着物の買取店を選ぶときは、ラーニングコストが少ないネットを中心に運営をしている買取店を選ぶと良いでしょう。ネットを中心にしている買取店は、店舗運営に必要な設備費や販売員の人件費を抑えられるので、その分買取価格が高くなる可能性が大きくあります。

実際に私が買取を依頼した買取店は、ネットを中心とした運営をすることで、無料の出張査定や買取価格などの費用にしているようです。

実績のある買取店に依頼しよう

適切な査定をしてもらうには、実績がある買取店を選びましょう。実績がある買取店は、買い取った着物の販売網が広く、再利用するために必要な会社と多く提携しているので、価値が低い着物も買取してくれます。また、実績に合わせてノウハウが蓄積されているので、信頼できる鑑定人がいることも多いです。

実際に買取してみた!ネットで評判「バイセル」の良さとは?

実際に買取してみた!ネットで評判「バイセル」の良さとは?

私は、着物の買取をしてもらうときに「バイセル」という買取店を選びました。バイセルを選んだ大きな理由は、電話でサービスの確認をしたときに、出張査定のサービスがしっかりしていると感じたためです。そこで、私が実際にバイセルで着物を買取してもらったときに感じた良い点をご紹介します。

実績は折り紙付き!お問い合せが月間2万件以上!

バイセルのホームページに、「問い合わせ実績が月間2万件以上」「150名の査定員」といった言葉があったことから興味を持ちました。まずはメールで問い合わせをしてから判断しようと決めました。

全国無料の出張買取がおすすめ

バイセルの買取方法は、持ち込みと宅配買取と出張買取があります。まずバイセルのホームページにあった問い合わせメールで連絡すると、1時間後ぐらいにバイセルから直接電話がかかってきました。

電話で着物を売りたいことを伝えると、窓口の方が「どんな着物を売りたいか」「着物の数は」といった、売りたい品物について聞かれました。その後、こちらからも「古い着物だと値が下がるのか」「買取できない着物は何か」といった相談をすると丁寧に答えてくれました。

特に買取方法のサービスについて質問すると、「バイセルでは出張買取をおすすめしています」と言われ、買取価格の理由はできるだけ直接説明をすることで、お客様に安心してほしいという会社の方針を聞かせてもらいました。

さらに、亡くなった母の家がある新潟市にも無料で出張してくれるので、バイセルの出張査定を試してみようと思いました。

2重チェックの鑑定だから安心!

私が買取をしてもらった着物は、加賀友禅の黒留袖と色留袖、帯が3点です。実際に査定をしてもらうと、買取のポイントとなる証紙や落款、着物のサイズ、汚れやほつれなどがないかをチェックしていました。

一通りのチェックが終了すると、鑑定人から「本社にも着物の写真を送ってチェックしてもらいますね」ということで、携帯で写真を撮って送信していました。バイセルでは、出張査定にやってきた鑑定人だけでなく、本社にいる鑑定人にも判断してもらう2重チェックを行っているとのことでした。鑑定人1人だけでなく、複数人で査定を行うことに安心をしました。

その後、鑑定人からは着物1点1点の買取価格と、加賀友禅で良い着物だということや、保存状態も悪くなかったことからできるだけ高値で買取をさせていただくといった言葉を頂けたので買取を決めました。

さらに安心!「バイセル」のクーリングオフ制度

バイセルは、買取店としては珍しいクーリングオフ制度を行っています。私が買取をしてもらうときに、鑑定人の方から最初に説明されたのがクーリングオフ制度でした。バイセルのクーリングオフ制度は、買取が成立して法定書面を受け取ってから8日以内であれば完全返品保証をしてくれます。

この対応は、「買い叩き」や「押し買い」といったことが不安な方に安心な制度です。本来は、買取が成立すると返品してもらえないのが普通なのですが、バイセルでは、あえてクーリングオフ制度を設けることで、お客からの信頼を得ています。

着物を高値で安心して売りたいと思っている方は、ぜひバイセルを利用してはいかがでしょうか。