親の遺品整理で片付けられないなどの悩みを解決するにはどうする?

親の遺品整理は本当に大変です。私が亡くなった母の遺品整理をするとき、実家が遠くにあったことや、頼れる人が近くにいなかったため、自分ひとりで解決しなければなりませんでした。
私が悩んだときのように、遺品整理でお困りの方がたくさんいると聞いています。そこで、自分が実際に悩んだ経験を基に、遺品整理で起こるさまざまな問題をどのように解決したかをご紹介します。遺品整理で不安な思いをしている方に役立つ情報をまとめました。
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親の遺品整理の責任や悩みを一人で抱え込まないで!
大切な母親、父親が亡くなると、気持ちを整理するのに時間がかかります。私も母が亡くなってから何年も経っていますが、未だにどこかで元気にしているのではという錯覚にとらわれます。
「大切な親の遺品だから自分で片付けたい」「ゆっくり時間をかけて遺品を整理したい」と思う方は多いかと思います。また、「自分は長男、長女だから責任がある」「親せきから、あなたがやりなさいと言われた」と、遺品整理の責任を自分1人で抱えてしまう方もいるのではないかと思います。
そのようなお悩みの方にぜひお伝えしたいのが、「遺品整理の責任を自分1人で抱え過ぎないこと」です。自分だけが責任を抱えてしまうと、負担になるばかりで良い結果を生みません。作業が長引くことでいつの間にかストレスとなり、悩まなくてもよい問題を抱えてしまいます。
作業が大変だったら、親せき、知人を頼ることも大切です。もし、身近に頼れる方がいなければ、必要な時に業者に依頼するのも一つの手です。まずは、自分1人で抱え込まないようにしましょう。
遺品整理を業者に頼むべきか自分でするか悩んでいる
遺品整理は、「引っ越し作業とあまり変わらない」と考えない方が良いでしょう。引っ越し作業との大きな違いは、「ゴミが大量に出る」「粗大ゴミの処分が複雑」「遺品の仕分けに時間がかかる」の3つです。この3つが原因で、遺品整理の作業が長くなってしまいます。そこで、遺品整理を業者に頼むべきか、自分でするかの決め手となるポイントをご紹介します。
無理なく遺品整理を続けられるかで判断しよう
遺品整理を業者に頼むべきか自分でするか悩んでいる方は、まずは一度、部屋の一部だけ遺品整理してみると判断しやすいかもしれません。そのうえで、改めて遺品整理の作業を想像してみましょう。
不用品となった衣類や日用品、家具や家電などの粗大ゴミはどのくらいあって、処分するのにどれだけの作業が必要かということや、夏場、冬場の作業状況を具体的に想像してから判断してみましょう。
遺品整理をする家の大きさで判断しよう
家の大きさが2LDKよりも大きい場合の遺品整理は、業者に依頼した方が良いと言われています。作業の手間と時間を考えると、多少費用がかかっても遺品整理業者に依頼した方が便利です。
ちなみに、2LDKにかかる遺品整理の料金の相場を見てみると、あくまでも参考ですが12万円~30万円とありました。
金額だけ見ると、「高い」と思う方がいるかと思います。しかしここで考えたいのは、1人の作業では何年もかかることが珍しくない遺品整理を、複数人のプロが作業して、1~2日で解決してくれることです。
手間と時間をかけて自分で行うか、料金を払って業者に依頼するか、どちらが自分にとって負担にならないかを判断しましょう。
遺品整理でどんなトラブルがある?

遺品整理で起こるトラブルの多くは、事前の準備が足りないため起こります。トラブルの中でも特に多い3つのパターンを例に、それぞれ行うべき準備やコミュニケーションの仕方をご紹介します。
親せきとのトラブルを避けたい
親せきとの間で起こるトラブルの理由は、財産分割に関わる問題が多いようです。例えば、家財の財産分割を行わずに遺品整理をしてしまうとトラブルになります。また、それまで何も言っていなかった親せきが、遺品整理を行ったあとから「私も遺品整理がしたかった」と不満を言われてしまうケースがあるようです。
遺品整理を行う前に、兄弟や親せきとどのように遺品整理をするか、家財を分けるかを決めておきましょう。
大家さんやご近所とのトラブルを避けたい
大家さんやご近所とのトラブルが起こるのは、遺品整理前のコミュニケーション不足から起こることが多いようです。
大家さんとのトラブルの場合、とても多いのが部屋の「原状回復」の問題です。部屋の汚れ具合によって、ゴミの回収だけでなくリフォームが必要な場合もあります。そのときに、どのように部屋を基に戻すのかを、遺品整理の前に大家さんとしっかり話し合わないとトラブルとなります。
ご近所とのトラブルでは、部屋を片付けている最中に問題が起こります。例えば、作業がうるさいとか、片付けているときに悪臭がするといった問題です。この場合は、事前にご近所の方へのご挨拶が必要なのと、遺品整理業者に依頼する場合は、対策を確認する必要があります。
また、葬式などの連絡をご近所の方にしていなかったときに、弔問を希望する方への対応が必要になるかもしれません。この場合も、やはりご近所への挨拶が必要になるでしょう。
弔問をお断りしたいときなどの連絡は、亡くなった父親や母親が入っていた自治会に連絡すると、まとめてお知らせしてくれます。マンションに住んでいた場合は、管理組合に連絡すると、掲示板などの張り紙でお知らせをしてくれます。
死亡後の手続きに関わるものを紛失した!
遺品整理をした後に、保険会社、証券会社、銀行、郵便局などの金融機関からの郵便物を捨ててしまい、後でトラブルになる可能性があります。郵便物はもちろんですが、日記にも大事なことが書いているかもしれないので残しておきましょう。
また、パソコンや携帯電話も大切に保管しておきましょう。ただし、デジタル機器の場合は、パスワードがわからないと開きません。できれば生前にパスワードの引継ぎを行っておくと良いでしょう。
遺品整理を業者に依頼するときの悩みQ&A

遺品整理を業者に依頼しようと考えたとき、まずどのような業者を選べばいいのかが最大の悩みかと思います。他にも、悪質な業者に連絡をしてしまい、トラブルに巻き込まれたらいやだという不安も生まれます。実際、私も遺品整理業者に依頼する前は不安でした。そこで、遺品整理業者へ依頼するときの不安や悩みとその解決方法をまとめました。
悪質な業者を選びたくない
悪質な業者には、特徴があります。この特徴のある業者には注意すると良いでしょう。
【悪質な業者の特徴】
- 電話でこちらの要望や質問をしっかりと聞こうとしない
- 電話でサービスの確認をしたときに、とにかく見積もりをしないとわからないと言う
- 見積もりの時に、作業内容の詳細を言わずに料金の総額だけ告げる
- 見積もり内容の詳細な説明ができない
- もし追加料金が発生する場合の理由について、しっかりと説明ができない
悪質な業者は、安さだけをアピールします。見積もりに来ても、ざっと部屋をみるだけで、何をチェックしているのかわかりません。また、見積もり内容について詳細を聞こうとしても、「会社に戻ってから」と言って、何も説明をしてくれません。実際、私の知人が遺品整理業者で失敗したのが、このようなケースでした。
悪質な業者に依頼すると、遺品整理を行ったあと「追加料金が発生しました」といって別途料金を請求する可能性があります。また、見積もりを行っているにも関わらず、追加料金が発生する場合の理由について、「予想以上に作業が多くなった場合は…」といったあいまいな返答をするだけで、明確に応えることができません。
信頼できる業者は、追加料金が発生しません。また、見積もりの段階で作業について詳細な内容と料金を説明できます。さらに、電話で部屋の状況などをしっかりと説明すると、大まかではありますが費用についても説明してくれます。
電話での確認や見積もりでの対応で納得がいかなければ、費用が安くても無理に頼まない方が良いでしょう。
遺品整理業者を頼むと費用が不安
遺品整理業者に依頼すると、やはり費用がかかります。最近の遺品整理業者では、「ゴミの回収・処分」「遺品の整理」「ハウスクリーニング」のセットが基本料金として提示されています。
そこで、自分が最低限してほしいサービスは何かを考えて、必要なサービスだけ受けるようにすると費用を抑えられます。業者が提示する費用と、自分がしてほしいサービスを合わせて、どのくらい費用が抑えられるかを相談すると良いでしょう。
ただし、あまり費用を抑えようとすると、自分の負担が増えてしまいます。無理のないように計画しましょう。
複数の業者からの合い見積もりが面倒
費用を抑えるためには、合い見積もりを行うことが大切です。しかし、不用意に見積もりを依頼すると、しつこく連絡されたりメールが送られたりするのでは、という不安があります。そこでおすすめしたいのが、「みんなの遺品整理」というサイトです。
このサイトは、遺品整理業者のサービス向上を目指して設けられた「遺品整理士」という資格を認定する「一般社団法人遺品整理士認定協会」と提携して作られています。信頼できる業者を紹介しているので、安心して見積もりを依頼できます。
遺品を丁寧に仕分けしてほしい
悪質な業者は、ゴミの回収ばかりを優先させるため、丁寧な遺品整理が望めません。大切な遺品を丁寧に仕分けしてもらうためには、信頼と実績のある遺品整理業者を選びましょう。
例えば、全国の遺品整理に対応する「ライフリセット」に連絡すると、依頼者の要望に合わせて業者を選んで紹介してくれます。遺品の整理から買取、ハウスクリーニングまで全てに対応するので、電話で相談してみると良いでしょう。
実際、私も遺品整理についてわからなかったとき、複数の業者に電話したのですが、ライフリセットの対応が丁寧だったことを覚えています。
大切な遺品が捨てられてしまわないか不安
遺品整理業者を選んだあと、いざ作業に入っても「必要な遺品を捨てられてしまわないか」といった心配があるかもしれません。
大切な遺品を捨てられてしまわないようにするためには、あらかじめ業者にどんな遺品を残してほしいか具体的に伝えておくと良いでしょう。例えば、亡くなった父の趣味が車であることを伝えると、車のカギや車関連の本、イベントのパンフレットなどを残してくれます。
注意したいのが、遺品整理の作業中に依頼者は現場に入れてくれない業者があります。作業中の現場は、かなりバタバタとしていることや、作業中に依頼者からあれこれと指示を受けるのを嫌う業者がいるため、依頼者を現場から追い出してしまいます。
そのようなことがないように、作業中も現場にいられるかどうかを確認しておくと良いでしょう。
孤独死の遺品整理で困っている
孤独死の遺品整理の場合、遺体の状況によって特殊清掃が必要な場合があります。特殊清掃は通常の遺品整理とは違い、遺体の臭いや腐敗した体液などを清掃しなければならないため、専門的な技術が必要です。
しっかりとした技術がない業者に依頼してしまうと、臭いが残ったり、害虫が発生したままだったりするので、再度やり直さなければならない可能性があります。
そこで、特殊清掃を依頼するときは、どのような清掃を行うのか、臭いや害虫が残っていた場合はどのように対処してくれるのかといったことを確認しましょう。
家電や家具などの不用品を買取・リサイクルしてほしい
遺品整理業者の中には、不要になった家具や家電を買取ってくれる業者もいます。時間がある場合は、見積もりの時に買取の査定もお願いできるので、事前に電話で相談すると良いでしょう。その際、査定費用や買取をキャンセルしても無料かどうかを確認しましょう。
骨董品や着物・切手などの遺品を高値で売りたい
美術品や骨董品など専門的な知識が必要な買取には、買取店の出張査定を利用すると良いでしょう。私は、「バイセル」という買取店を利用して、着物、切手、茶器をまとめて査定してもらいました。バイセルは、ほぼ全国の出張査定が無料で、キャンセル料もありません。また、クーリングオフ制度もあるので、安心して査定をお願いできます。
査定は、出張に来た鑑定人と本社にいる鑑定人の2重チェックで行ってくれます。実際に、私が査定してもらった着物の査定では、鑑定人が査定した後に、その場で着物の写真を撮って本社に送り、すぐに本社で査定してもらっていました。
適切な査定価格のおかげで、遺品整理の費用を抑えることができました。
悩んでいるなら業者に何でも相談しよう!
信頼できる遺品整理業者は、電話でわからないことを相談すると丁寧に応えてくれます。
例えば、費用を抑えるためにゴミの片づけはあらかじめしておいた方がいいのか相談すると、「ゴミの片づけは、プロにとってはそんなに手間ではないので、かえってそのままにしておいた方がいい」といったアドバイスや、遺品の仕分けでどれを残すべきか迷ってしまいそうなときは、「遺品整理後にゆっくりと仕分けできるように、梱包して取っておく」といったことまで対応してくれます。
実際、私が依頼前に電話で相談した「みんなの遺品整理」「ライフリセット」「バイセル」では、丁寧な対応をしてくれました。遺品整理で悩んでいたら、まずは無料の電話相談を利用してみると良いでしょう。










